言われなきゃわからない
チラシやパンフレットのデザインもイラストも、説明ができないと説得力に欠けます。
デザインもイラストも、作品を作るときは必ず「コンセプト」を決めます。
コンセプトっていうのは、作品の趣旨、全体的にこうしたいっていう一貫した考えです。
ざっくり「最初に決める全体のテーマ」と思ってもらえれば大体当たってるかと。
私は学生のときめっちゃ説明されたけど全然わからなくてポカンとしてました(笑)
で、このコンセプトを基に全体を組み立てていくのですが、依頼主にはその組みあがったものを説明する必要があります。
コンセプト決めは大事
コンセプト?そんなん決めなきゃダメなの?
私も昔はそう思っていました。
ぼやけちゃう
決めなきゃいけないこともないかもしれませんが、決めないと全体的にぼやっとした作品になります。
ぼやっとした作品になるということは、見た人に何にも伝わらない作品ということです。
最初に決めたコンセプトが見た人に伝えたいことになります。
組み立てが楽
コンセプトが決まっていると、後々楽になります。
色や構図やフォントなど、作品作りには色んなことを決めないといけません。
で、それらを選ぶ基準がコンセプトです。
子供向けのチラシだから丸いフォントにしよう、とか。
安らげる落ち着いた空間を表現するためにモダンな色でまとめてみよう、とか。
たくさんある決め事を選ぶときに、コンセプトに沿って考えると楽です。
まとまりが出る
きちんとコンセプトを考えてそれに沿って組み立てていくと、全体的にまとまった作品になります。
まぁ当然ですね(笑)
じゃあどうやって決めるの
実際決めるとなるとどうすればいいのか分からないですね。
私が決めるときは、以下のことを依頼主に確認して参考にしています。
- 商品・サービスの内容
- ターゲット
- それを作る目的(ex,集客、自社の紹介、etc…)
- 依頼主の希望
これらを最初に詳しく確認して考えます。
特に目的と依頼主の希望は大事です。
きちんと説明
コンセプトを決めた、デザインもそれに沿って組み立てた。
さぁこれで終わりかと思いきや、最後の仕事があります。
それは依頼者にきちんと伝えることです。
「とりあえずカッコイイでしょ!」
といった説明は説得力に欠けます。
依頼主の好みでなかったらそれだけでボツです。
そうではなくて、これはこういう目的があってこうした、こういうイメージのためにこうしている、といった具体的な説明をします。
その説明を受けて依頼主は納得します。
個人的な好みではなく、明確な目的を基準にデザインを選びます。
日々練習
具体的に説明するってちょっと難しいことがありまして。
でもそれは日々気を付けていればだんだん慣れてきます。
私説明苦手だから無理ー☆と最初から逃げるのはよくないです。
わたせさんと仕事したいわって言われたいので、今後も頑張ります٩( ”ω” )و