どうやって生きていても、色々な罠はあります。
分かりやすいのが詐欺とかマルチですね。
それを信じてしまって、自分が損をしてしまうことはいっぱいあります。
フリーランスもそうです。
「あーやめときゃよかったー」なんて後悔することがたくさんあります。
これからフリーランスになりたい人、駆け出しの人、色んな人のお役に立てるよう、私の経験を書いてみようと思います。
この言葉は信じるな!
実績になるから安くしてよ
お仕事をいらしてこられる方には、こう言ってくる方もいます。
気を付けてください。
確かに、こなした仕事の数は増えます。
フリーランスは直接それが信頼になるのも事実ですが、ここで注意。
それで積み重なる実績は「金額が安い仕事」の実績です。
そればかりが積み重なると、もらえるお金が増えることはありません。
時間ばっかりかかって大したお金にならない、何ならお小遣いにもならない仕事が増えてしまいます。
なので、仕事にはきちんとした対価をいただきましょう。
自分がきちんと仕事をしていれば、適正価格を払ってくれる方は必ずいます。
定期的に注文するから安くしてよ
これも大抵来ませんね。
その1回きりで終わることが多いです。
例えば月に5本以上頼んでくれるなら安くしてもいいこともありますが、そういった約束は口約束ではなく必ず契約書をかわしてください。
本当に発注してくれる方は、すんなり判を押してくれます。
そうじゃない方からは絶対仕事なんて来ません。
きちんとしたビジネスをするなら、約束もきちんとしてくれる方とお仕事がしたいですね。
今度お願いします
今すぐじゃないお仕事ってあるんですよ。
それは分かるんですが、「今度」が永遠に来ないことってあるんです。
本当にくださる方ももちろんいらっしゃいますが、ぶっちゃけほとんどの方が社交辞令です。
何度ぬか喜びしたか。
なのでこう言ってくださっても、あんまり期待しない方がいいです。
喜ぶのは見積書を出して「それでお願いします」と言われてから。
お任せします&適当でいいです
お仕事をしてこの言葉が出たら要注意。
それを鵜吞みにして案を提出すると、ほぼ間違いなくどえらい直しを要求されます。
こういう方は希望があるのにそれを伝えるのがめんどくさい、もしくはぼんやりとしか考えていないのか、ヒアリングには消極的です。
「いいカンジに」「適当で大丈夫です」「プロにお任せします」なんて言って最終的にこちらに丸投げしてくるのに、出来上がったものは自分の希望と違うため文句を言う。
そんな人がまれにいらっしゃいます。
これを避けるために、最初にご希望はできる限り確認する。
提出する案の数や修正回数はあらかじめ決めておく。
最初の取り決め以外のことは追加料金をもらう。
そういったことを仕事をする前に決めておくことが大事です。
いい人と巡り合うために
めちゃくちゃいい人もたくさんいます。
そういう方とお仕事をするためには、こちらも誠意を持って、決して安売りをしないで、きちんと仕事をしていれば大丈夫。
大変ですが、これからも気を付けてやっていきたいですね。