仕事をしていると嫌なことや失敗したことってありますよね。
フリーランスもいっぱいあります。
個人でやるので、自分で気を付けないととんでもない不利益を被ることになります。
今回はそんな苦い思い出と、次からの対策を書いていこうと思います。
これからフリーランスになりたいという方や駆出しの方にオススメです。
私みたいにならないように!
1.リテイクの嵐
駆出しの頃なんとなく仕事をしていました。
もらえるだけありがたいって感じで、どんどん受けていました。
そのときに契約書を一切交わしてなかったんですね。
これが失敗でした。
チラシを1枚作るだけで、リテイクがなんと15回。
しかもほとんど同じ個所の修正。
いやはよ決めろよっていうか決めてから言えや。
これでもらえるお金は変わりません。
私の時給がどんどん下がっていくだけでした。
完成までめちゃくちゃ疲れてどらえいストレス。
対策:条件をあらかじめ決める
この解決につきます。
私の失敗は最初に条件を決めてなかったこと。
そのためにリテイクの嵐でした。
なので今は必ず文面で条件を伝え、それに同意してもらったうえで仕事をしています。
大体、決めるのはこんなこと。
- 金額
- 納期
- 作業範囲(ラフの数や文章制作など)
- 修正回数
このように自分がいつまでに何をどの範囲まで行うかを明確にし、相手に伝えます。
そしてこれは必ず文字で残します。
契約書が交わせれば間違いないのですが、それも手間なので私はメールでこれらを伝えています。
カッチリした契約書じゃなくても、きちんと書かれていればメールでも問題ありません。
仕事を始める前に、必ずやります。
いらないと言われた場合でもやります。
そして同意してもらえなかった場合は、残念ですがその仕事は見送った方が身のためです。
2.ラフだけ持っていかれた
こちらはパンフレットの制作をしたときの話です。
私がお仕事を引き受け、ヒアリングし、ラフを作ってお見せしたあと、びっくりするようなことを言われました。
「このラフもらっていいですか?あとはうちでやります」
いや清書までするって約束ですやん。
と思ったものの、向こうが乗り気じゃないことをするのもしんどいだけなので、ラフ代の交渉をしました。
「その場合は、ラフ代だけいただきたいのですがよろしいでしょうか?」
それから音信不通になりました……。
ラフも持っていかれた上にお金も未払いで、今どうなったのか分かりません……。
対策:条件をあらかじめ決める&先払い
先ほどと同じことですが、このケースも最初に条件を決めていなかったのが原因で起きたことです。
なのでこちらも最初に「ラフで終わった場合は制作費の半額お支払いいただきます」「中止になったらそれまでに作ったものは使わない」といったことを決めておく必要があります。
加えて、相手に先払いをしてもらうことも有効です。
全額でなくても、着手金として最初に半額もらっても意味があります。
仕事が途中で終わってしまうことはまれにあるので、最初に必ず決めて、こちらも同意をいただいた場合のみお仕事をするのがオススメです。
3.勘違い
対面やオンラインでの打ち合わせをし、頑張って作ったものが勘違いでミスをしていたことがあります。
他にも、相手が言ったと思っていたけど言ってなかったなんてことも。
人なので、気を付けていても何かしらミスはおきます。
とはいえミスがあるとお互い印象がが悪くなったり、無駄な作業が増えたりするのでできるだけ少なくしたいですよね。
対策:最後に確認する&可能であれば録音する
打ち合わせで色々聞いたあとは、最後にまとめて確認を取ります。
聞いたことが間違っていないか、聞き忘れはないか、など、最後に情報が正しいかを確認します。
ファミレスの「ご注文を繰り返します」的な感じです。
少しの手間ですが、意外と相手は快く応じてくれます。
できるのであれば、打ち合わせを録音しておくのもいいです。
言った言ってないで揉めることもなく、後から情報漏れがないか、これはどういう意味だったかなど確認できるので便利です。
私は電話のときは特に録音するようにしています。
メモを取るのが苦手な人には特にオススメです。
自分のことは自分で守る
駆出しのフリーランスはカモにされることが多いです。
自分の身は自分で守らなければいけません。
快適なフリーランス生活のために、私のようにならないように、参考になれば嬉しいです。