過去のやらかし
フリーランスなりたての頃は全部手探りでやってました。
相談できる人もおらず、頼りになるのはGoogle先生のみ。
そんな感じでもどうにかここまでやってきました。
で、そのときの経験を踏まえて、今必ずこうすると決めていることがあります。
仕事を始める前に仕事の範囲を形にしておく。
これをやらないと後で痛い目をみることになります。
私はなりました。
ヤベェ仕事
過去、ただただ消耗して何も得られなかった仕事があります。
コンサルティングの会社の方と縁があり、そこから仕事を引き受けることがありました。
パンフレットとかチラシとかロゴとか、色んなものを作りました。
でも全部1万円前後のめちゃくちゃ安い仕事で。
まぁ私も実績ないしと思って引き受けちゃってたんです。
打ち合わせに出向き、デザイン案をいくつも出し、何度も修正を繰り返し。
もう、同じところを5回も6回も修正させられた時は本気で殺意が芽生えました(笑)
そんだけやっても、私の手元に入るのは諭吉がひとりだけ。
さらにその支払いも、しょっちゅう期限に間に合わせてこない。
こちらから催促してやっと振り込んでくれる。
さらにさらに、作ったものを実績として紹介もさせてくれませんでした。
「発注元のお客さんが、誰にデザイン発注してるのか競合にバレたくないってみんな言ってて」って。
そもそもバレたくないような人間に仕事を頼むな。
「作ったもの紹介させてもらえますか?」と問い合わせをして、この返事が来たのめっちゃ早かったんです。
みんなに確認取ったにしては早すぎる時間だったので、たぶん確認取ってないでしょうね。
それにそこそこの数を作ったので、全員同じこと言うわけないだろ、と思うんです。
最後はパンフレットの制作の依頼があり、ラフを提出。
その後なぜか「他の人にこのラフ渡して作っていいか」と言われました。
いやいやいや、私の作業何だったのよ。
なので「せめてラフの作業代で半額くらいください」と送ったところ、そのまま音信不通。
もう怒りを通り越して笑っちゃいましたね!
ちなみにこちら↓の記事に書いたことは、この人にほぼ当てはまってます。
こんな仕事したくない│わたせのアトリエ (w-atelier.com)
反省を生かす
このとき失敗だったのは、仕事を請け負おうときに作業する範囲を決めておかなかったこと。
例えば、ラフはいくつ、修正は何回まででそれ以上は1回いくら、途中キャンセルはいくら発生、など。
これらの内容をきちんと決めて、メールなり何なりに形として残しておけば無駄に消費することもありません。
自分がどこまでやるのか明確にしていれば、キッパリ断ることもできます。
今は絶対残すようにしています。
おかげであの頃よりは消耗せずに済んでいます。
お互い気分よく仕事したいので、これは必須ですね。
もしこれからお仕事する機会がある方は、絶対決めてから望んでください。
私みたいにならないように!