フリーランスは「私フリーランスです!」と名乗ってればなれます。
それで仕事を受注してお金をもらえれば立派なフリーランスです。
ただ、そんな風にざっくりやってしまうと私のように困ることもあります。
今回は私がフリーランスになりたての頃後悔したことを書いてみようと思います。
1.開業届を出す
「開業届」とは、税務署に「私個人事業主やりまーす」っていうのを伝える書類です。
これを出せば、あなたはもう個人事業主。
自由なフリーランスができます。
私は結局出さずに始めてしまったのですが、数年たてば確定申告の記録がいくつか残ります。
それを使って「私、個人事業主やってます」っていうのを証明していますが、最初の1年はそれがありません。
個人事業主だから受けられる補助なんかもあるので、出しておいた方がお得です。
また、この先提出していないとできない手続なんかもでてくるかもしれないので、これからフリーランスやろうって方は、提出をオススメします。
2.青色申告承認申請書を出す
個人事業主は確定申告が必要になります。
「青色申告承認申請書」を税務署に提出することで、青色申告特別控除が受けられます。
事業をするってことは自分で税金を納めなきゃいけません。
その金額を決めるのが、確定申告。
で、払わなきゃいけない税金は「売り上げ(その年にお客さんからもらったお金全額)-経費(その年に事業をするのに使ったお金)-控除」して、残った額にたいして課税されます。
丸々の売り上げにはかからないんですね。
青色申告するとこの控除の金額が大きくなります。
控除の額が大きくなれば、その分払わなきゃいけない税金も少なくなります。
なので、できれば個人事業主は青色申告がオススメです。
3.会計ソフトとICカードリーダーを買う
先ほど出た「青色申告」は、控除の額が大きい代わりに確定申告がめっちゃめんどくさいです。
何それ?と思っちゃう書類がいっぱいあります。
会計ソフトを使えば、ややこしい書類も全部作ってくれるのでラクチンです。
こちらは売り上げや経費を毎月入力して、あとは必要事項に記入するだけ。
難しい知識なんかもいらないので、会計ソフトを導入したほうが楽だし確実です。
このときにマイナンバーカードが必要になることがあります。
それを読み込むためのICカードリーダも必要になるので、全部セットで用意しておくといいかと思います。
きっちり手続きを
これらの手続きをしっかりしておけば、後々困ることも少なくなります。
確定申告は避けて通れない行事なので、最初のうちに準備万端にして挑んでください。