準備すればなれる
「絵が得意だからフリーのイラストレーターになりたい」
「会社の給料だけじゃあ足りないから、得意のデザインで副業したい」
そんなことを思った方は、今からフリーランスになってみるのもいいかもしれません。
ちなみに私がフリーランスになった理由は「会社勤めしたくないから」です。
毎朝早起きして、満員電車乗って、同じ会社行って、同じ人と顔を合わせて……
これが本当に嫌で嫌で。
とくに人間関係が嫌で嫌で。
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
人間関係円満な組織ってあんまりないと思います。
そう思う方は、フリーランスを考えてみるのもよいかと思います。
じゃあ具体的に何をすればいいんだ、って話ですよね。
今回は私が実際にやったことをご紹介します。
1.ポートフォリオを作る
仕事を受けるためには「私こんなのが作れます」というのを相手に伝えなければいけません。
どんな料理が出てくるかわからないレストランは怖いじゃないですか。
それと同じで、「私に頼むとこんなものができますよ」というのを分かるようにする必要があります。
それがポートフォリオです。
要するに作品集ですね。
まずはこれを作ります。
形はどんなものでもいいと思います。
ただ冊子にするといちいち印刷したり相手に送ったりという手間が発生するので、ウェブで見られるものがいいのではないかと思います。
私は「tumbler」を使っています。
ポートフォリオ向けのテンプレートがあって、それがなかなか使い勝手がいいです。
スクロールするだけで作品がザーっと表示されて流れていきますから。
見るのも楽ですね。
あとはInstagramを使っている方もいらっしゃいます。
しっかりしたホームページを作らなくても、きちんと作品が見られればよいかと。
2.名刺を作る
このご時世なのであまり対面でお話しする機会もないのですが、名刺はあった方がいいです。
恐らく今後対面でお話しする機会が復活すると思うんで、そのとき交換するのに必要です。
せっかくお会いしたのに向こうがこちらの情報を持っていないと仕事に繋がらないので、ぜひ作ってください。
「住所や連絡先載せるのはちょっと……」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そういうときは「バーチャルオフィス」を借りてみたり、「IP電話」の番号を取得するのもいいかと。
私の名刺は住所は載せていません。
自宅作業なんで事務所ないですと言えば大抵の方は納得してくれますし、あんまり住所が必要だったこともないので今のところ問題ありません。
電話番号だけ、IP電話の番号を取得しています。
使っているサービスは「スマートトーク」です。
スマホの通話料をトコトン安くする | SMARTalk (ip-phone-smart.jp)
基本料は0円で、通話した分だけ料金が発生します。
そこまで電話をかける機会もないのでこれで十分。
電話をかける機会が増えたら仕事用の携帯を新しく契約してもいいかなと。
3.営業する
仕事をもらうために自分を知ってもらいます。
SNSなどで宣伝したり、クラウドワークスなどで仕事を取りに行ったりするのもいいかもしれません。
私は色々やってみましたが、直接会社さんに営業メールするのが1番効果がありました。
詳しくはこちら↓
イラストレーターが営業メールを出してみた結果│わたせのアトリエ (w-atelier.com)
あとは異業種交流会に参加してみたりするのもいいかと思います。
そのときすぐに仕事にならなくても、そこでつながった方が別の方を紹介してくださったりします。
何にせよすぐ結果が出ないことの方が多いので、地道に気長にやるといいです。
とにかく行動あるのみ
やってみれば意外とどうにかなることって多いです。
私がやってきたことも、不安ばっかりでしたがどうにかなってます。
ちょっと興味があるとか、会社辞めたいけどお金がないとか思っている方はぜひチャレンジしてみるのもいいかと思います!