「いくらで売る?」フリーランスがサービスの値段を考える方法

これなんぼ?

フリーランスになって意外と困ったのが、自分の商品の値段のつけ方。
これ、いくらなら出してもらえるかな、ぼったくりは嫌やな、と悩み始めたらもう大変。
挙句これお金もらっていいのかしら、なんて思い始めたりしてました。
もちろんボランティアじゃないので、お金はもらえないと困ります。
じゃあいくらに設定しようか、って話ですね。

私が考えた値段のつけ方の一例を書いてみようと思います。
あくまで一例で、全部これでつけたわけでもないです。
参考程度に見てもらえると嬉しいです。

1.1カ月にほしい金額を考える

1カ月いくらほしいか考えます。
副業だから5万くらいあればいいのか、20万くらいほしいのか、もっとガッツリ50万くらいほしいのか。
ここを明確にします。

とりあえず後先考えず、遠慮なく数字を出してみましょう。
作業時間めいっぱい作業できるかというとそうでもなく、打合せや事務作業などする時間も必要になるので、多めの金額を考えておくといいかと思います。

2.1カ月のうち作業ができる時間を出す

自分が働ける時間を出します。
一般的な会社程度働くつもりなら、1日8時間、1カ月(20日)160時間。
本業は会社員だから、週6時間くらいで1カ月(4週)24時間。

こんな感じで、1カ月何時間働けるか明確にします。
まだどれくらいか分からないという方は、少なめに出してみてもいいかもしれません。

3.ほしい金額を作業時間で割る

1カ月稼ぎたい金額を、働ける時間で割ります。
20万ほしくて、160時間働けるなら、20万割る160時間で0.125万。
てことで、毎月160時間働いて20万もらうためには時給1,250円と設定する必要があります。

4.かかる時間×時給する

最後に、作品を作る時間×先ほど出した時給します。
もし作るのに具体的な時間がわからないという場合は、一度きちんと出してみた方がよいです。
思ったより時間がかかることもあれば、その逆もあるので、意外と分かりません。

そこで終わりではなく、もうひと工夫するといいです。
作品を作るためにはお客さんとのやり取りなんかが必要になるため、作業時間がもっとかかります。
なので事務手数料として、一律でいくらかプラスしておくと疲弊せずにすみます。
簡単な仕事なら3時間分とか、大きい仕事なら5時間分とか、どのくらいかかるか考えてみるとよいです。

えっ、高っ……と思ったら

今のやり方で設定すると高くなっちゃった、と思った場合、できることはふたつ。

ひとつは付加価値を増やすこと。
対応はメールのみと考えていたけれども、zoomでの打ち合わせに変更するとか、提出する案をひとつ増やしたりとか。
私の場合は、印刷物を何部かオマケすることがあります。
そんな感じで、金額に自分のサービスを合わせていきます。

もうひとつは、その値段を基準に割引サービスを考えること。
下げた値段を基準にしてしまうと、値段で寄ってきたお客さんは値上げすると去っていきます。
なので、○○だから割引しますというサービスを考えるんです。

例えば、初回半額とか、リピーター割(毎月のご依頼で等)で毎回3割引きとか、3点以上まとめて注文してくれるなら合計金額を2割引きするとか。
理由をつけて割引してあげれば高い金額はそのまま出すことができるし、お客さんも「安くしてくれた」と嬉しくなります。

お金はもらおう

仕事にしたいなら、きちんとお金はもらいましょう。
これは仕事に対する責任の大きさです。
相手は金額を払う、こちらはその分きちんと仕事する。そのために大事なものです。

私もお金いただくために、これからもバリバリ頑張ります٩( ”ω” )و

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