話すのって苦手
フリーランスしてると、仕事の話をする機会って結構あると思うんです。
異業種交流会で人前で発表したり、営業で相手の方に説明したり。
そういう機会、私はものすごく苦手です。
元々営業苦手で、できればしたくないと今でも思います。
緊張するし、人としゃべるのもあんまり得意じゃないし。
でもやらなきゃ仕事にならないんで、めっちゃ頑張りました。
で、対策のひとつに「しゃべる内容をある程度考えていく」っていうのがあります。
これをしゃべるぞ、これを聞かれたらこれを話すぞ、っていうのをあらかじめ決めてから挑むんです。
これでちょっと気が楽になりました。
よく考えたら、面接も練習とかありますもんね。
これを考えておけば、答える機会が多いのでちょっと気が楽になるものはこちらです。
作品についての情報
イラストレーターやデザイナーはポートフォリオを見せて話す機会が多いです。
そのとき、作品についての話を用意しておくといいです。
具体的にはこの辺。
- 使用ソフト
- 作業時間
- 金額
- 何を想定して描いたか
何を使って、どれくらいの時間がかかったか。
これはほぼ確実に聞かれるので、ポートフォリオを作ったら一緒にメモっておくと無駄にしゃべらなくて済むし、記憶違いもなくなるので便利です。
何を想定して描いたかは、作品の詳細について話す機会があったときにあった方がいいです。
「こういうイメージで」「○○に使えるように」などなど、簡単にでOK。
金額についても、その場でいくらくらいかかるか聞かれることがあります。
異業種交流会でよくあります。
パッと案内できるように、ある程度決めておくか、お品書きを作っておくとスムーズです。
自分のウリ
自分は何が得意か、何を専門にしているか、ウリをきちんと考えておくと話しやすいです。
意外と聞かれるんですよ、何が得意なんですか?とか。
私の場合は、オシャレな女性イラスとか、食べ物とか、その辺を推してます。
そしたらそれを使いたいという方が自然と集まってきたりもするので、自分のウリを考えておくのって大事だなと思いました。
できないことはあえて言わない
時々いらっしゃるんですよ、これはできませんってわざわざ自分から言う方。
あれいらんやろっていつも思うんです。
私で例えるなら「オシャレな女性イラストは得意ですけど、これとこれは描くの苦手なんです~」って言うやつ。
これは、別に言わなくていいと思います。
聞かれたら答えるくらいでいい。
自分のウリをきちんと伝えていれば、それを求める人が集まってきます。
できないことを伝えても、それは誰も必要としないので集まりません。
八百屋さんが「うち魚ないんですよ」ってわざわざ言うみたいなものかなと。
それより、野菜の種類の多さとか、新鮮さとか、珍しいものが置いてるとか、そういういいところを話した方が、お客さんは集まるかと思います。
備えあれば憂いなし
不安や苦手は誰にでもあります。
でも仕事にしたいなら頑張らなきゃいけないことがたくさんあります。
無理に慣れなくても、たくさん準備をすれば少し安心できます。
ぜひ、私みたいに、建物に入る前にお腹おさえてウロウロしなくて済む人が増えますように。