イラストレーターにしてもデザイナーにしても、自分の得意やウリをハッキリさせて掲げた方がいいです。
「なんでもできます」は相手の印象に残らないため選ばれる可能性が低くなります。
逆にウリをひとつ、例えば「かわいいスイーツ専門イラストレーター」「女性向け広告専門デザイナー」なんて売り出した方が、それを求めていた人に刺さり選ばれやすくなります。
何でもできますの方ができる範囲が広いのに、不思議ですね。
でも、いざウリを決めようって思うと難しいですよね。
私も結構悩みました。
どうやって決めたのか、それまでのことを紹介してみようと思います。
1.自分が描いていて楽しい
看板にするとなると、それを中心に注文が入ります。
なので自分が描いていて楽しい、苦しくない、ある程度楽に進められる、といったものを選ぶといいです。
描きたくもないものを描き続けるってかなりストレスになります。
あとは手間がかかりすぎるものも、作れる作品の数が少なくなってしまうのであまりオススメできません。
慣れたら時短できるものであればいいんですけどね。
自分が描いて苦が少ないものを探してみてください。
2.お試し価格で売り出してみる
実際に売り出してみれば、反応が分かりやすいので後々考えるいい材料になります。
ココナラなどで描くもの(ジャンル等)1つにつき1ページ作って、それぞれ同じ値段、同じ文章で売り出してみる。
それで反応があった作品が需要があるってことと思われます。
時期なんかに左右されるものもあるかもしれないので、そういった場合は長期的に様子を見た方がよいです。
3.ライバルが少ないところを探す
イラストレーターやデザイナーは星の数ほどいます。
なので他の人がやっていないところで活動すると、それが仕事になる可能性があります。
競合がいないんで当然ですね。
ライバルが多いところも、自分なりの何かをプラスすれば差別化がはかれます。
自分が何ができるか、何を持っているかを見極めて考えてみると、良いことがあるかもしれません。
これはやらない方がいい
自分のウリとして決めないほうがいいことがひとつあります。
それは価格。
他より安いと売りだしてしまうと、値上げができません。
また、安く売ってしまうと、必要な収入額に達するための仕事が多く疲弊してしまいます。
2のお値引きしての出品も、ほしいと思っている値段から理由を付けて割引ます。
実績として紹介させてもらう、お客様の声をもらう、などなど。
割引く理由をきちんとつけて、かつサービスを気に入ってもらえれば、次は通常価格で頼んでもらえる可能性が上がります。
価格よりも気に入ってもらえるサービスを考えてみてください。
相手を考える
看板を作るって大変です。
決定するまでに、出してはひっこめ、直してもっかい出す、の繰り返しです。
でもやっていればきっと需要があるものが見るかります。
ぜひ、色々試してみてください。