個人事業主とフリーランスってどう違うの?

最近はフリーランスになる方が増えているとのことです。
会社を独立して自分の力でやっていこうって思う方が多いんですね。

ところで、個人事業主って言葉聞いたことありませんか?
フリーランスと個人事業主って何が違うんでしょうか。
どっちも似たような響きです。

今回はそれらについて書いてみようと思います。

個人事業主=税務上の区分

「個人事業主」という言葉は、税務上の区分。
要するに税務署から見て、この人はどういう働き方してるかってことのひとつです。

独立し法人化せず個人で継続して働いている人がこれにあたります。
会社員は会社に属しているので違います。法人化した人もまた違う。
そしてたまにメルカリで物を売ってお小遣いを得ていますという人も、継続しているわけではないので別になります。

これは開業届を税務署に提出すれば誰でもなれます。
提出することで、青色申告ができたり、色々控除が受けれたりします。

ちなみに「自営業」という言葉もありますが、これと個人事業主もまた別のこと。
どちらも会社に属せず個人で仕事をしている人のことを言いますが、自営業は法人化していても自営業と呼ばれます。

独立し個人で仕事をしている人が「自営業者」。
その中で法人化した人は「法人経営者」。してない人が「個人事業主」です。

フリーランス=働き方

個人事業主が税務上の区分で、じゃあフリーランスは何かというと、働き方のひとつです。

フリーランス協会はこのように定義しています。

「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」

引用元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書 2020」

これらと私の経験を合わせると、フリーランスとは

  • 独立し、知識やスキルを使い個人で働いている。
  • 案件ごとに契約を結ぶ。
  • 業務を請け負い報酬を受け取る。

という働き方を指す言葉ってことですね。
個人事業主=フリーランスではなく、自分でお店を経営している人は、案件ごとに契約しているわけではないのでフリーランスではありません。
法人化していても個人で案件を請け負っているならフリーランスという働き方になります。

まとめ

個人事業主=税務上の区分。
フリーランス=働き方。

なので、それぞれ違う意味の言葉ですね。
ちなみに私は個人で仕事をしていて、案件ごとに契約しているので、個人事業主でありフリーランスでもあります。

そのメリットやデメリットなどもたくさんあります。
詳しくまとめた記事があるので、こちらも併せてご覧ください。

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これから会社を辞めて独立したいな、なんて方の参考になれば嬉しいです。

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