何より大事なのは……
フリーランスが長くきちんと仕事をするために、大事にすべきことがあります。
納期?お金?
ビジネスマナー?
それらも大事ですが、もっともっと大事なことがあります。
健康です。
なんだそんなことか、と甘く見たあなた、危ないですよ!!
働けない=収入0
フリーランスはどことも雇用契約を結んでいません。
なので社会保険がありません。
ってことは、働けなくなったら収入がなくなります。
会社員は失業保険でも有給休暇でもあるでしょうが、フリーランスはなにもない。
ケガをしても病気をしても廃業しても、誰もお金をくれません。
だから自分の身体ができるだけ常に調子よく動けるよう、気を付ける必要があります。
失敗から学んで
フリーランスになりたての頃、若かったこともあって、たくさんの作業を詰め込んでいました。
睡眠時間を削り、食事の時間を削り。
起きている間はほぼ作業をしている、という状態でした。
もちろんお察しの通り、ぶっ倒れました!
貧血だったのかな。
急にふっとめまいがして、トイレで鏡を見たら幽霊みたいな自分がうつってました。
人間ってあんなに顔白くなるんやなぁ……
と、今思い返すといい思い出(?)です。
自分の調子をよく見る
会社員より自分のことに気を付けておかないといけません。
なので私は自分のことをよく観察します。
そして自分のキャパを把握します。
例えば、
- 自分がぶっ通しで作業できる限界の時間
- それを続けられる日数
- 休んだ方がいい体の不調
これらを把握して、無理に仕事をして身体を壊すことが少なくなりました。
私の場合は、
- ぶっ通しの作業→90分
- 今は大体30分~1時間ごとに10分程度休憩。これで集中力復活。
- 仕事の連続日数→3日
- 4日目くらいから作業が嫌になった。
- 体の不調→熱の花・肌荒れ・集中力の低下
- これらが出たら無理せず休みます。
試行錯誤を繰り返して、これが今現在の私のキャパだと判明。
あとは普段の生活習慣で、これをすると調子がいい・悪いを把握しています。
- 何時間寝る必要があるか。
- 食事はどのくらい食べると調子がいいか。
- ヤル気が出ないときはどうすれば作業できるか。
- 作業中これがあるとはかどる。
こういった積み重ねで、調子よく仕事ができるようになりました。
己を知るって大事ですね。
できないからといって焦らない
「作業できる時間が短い……」
「こんなにも寝ないと作業できないなんて……」
と、焦る気持ちも分かりますが、それは無駄です。
なぜかというと、作品の質が落ちるからです。
焦って仕事をした経験はあります。
でもそういうときの作品って、大体出来が悪いんですよね。
そんなものを納品すれば次がなくなるし、何より依頼主さんに申し訳ない。
焦ってても寝不足でも栄養不足でも、良い作品はできません。
だから、いっぱい食べていっぱい寝よう!!!
一度健康を損ねると、その方が大変だから!!!