イラストレーターになりたいという方がたくさんいらっしゃいます。
いいですよね、好きなことを仕事にして生活するって。
嫌なことして生活するのも大変ですしね。
では実際どうすればイラストレーターになれるのか。
そんな風にお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
きょうはそのことについて書いてみようと思います。
ざっくりとした流れ
イラストレーターになりたい!と思い立ったらやる流れはこんな感じかと思います。
- どんなイラストレーターになりたいか決める
- 技術を磨く
- 会社に入るor営業する
ひとつずつ書いていきます。
何を描きたいか
一口にイラストレーターといっても、色々なタイプがあります。
ソシャゲのキャラクターイラストを描く仕事があれば、アニメの背景を描く仕事、説明書に載せる図を描く仕事など、色々なイラストレーターがいます。
これらは同じイラストレーターという職業ですが、それぞれ全部違うお仕事です。
その中でも、自分はどのイラストレーターになりたいかを考える必要があります。
「何でも描きたい」「何でも描けます」はダメ。
何でもできてスゴイというより、自分をわかっていない、主観性がない、などネガティブな印象を持たれます。
加えてどんなイラストレーターになりたいか決めておかないと、そこにたどり着く方法も決められません。
なので、自分が何を描きたいか、逆に何を描けば需要があるか、その辺を考えてみるといいです。
どれくらい技術が必要か
ここで気になるのが、どれくらいの技術があればイラストレーターになれるか。
これに関しては、「相手の需要を満たせる程度」になると思います。
なぜこんな曖昧な表現かというと、相手が求めているものが違うからです。
キチッとした写実的な背景画がほしいのか、ゆるいキャラクターイラストがほしいのか。
それによって変わってきます。
今の技術の確認方法
今の技術、画力はどうなのか。
仕事としてやっていけるのか。
それを確認する方法は簡単。
自分がやりたい仕事をしている人の作品と並べてみること。
今仕事をしている方というのは、相手の求めるものを提供できている人です。
なのでその人たちの作品(複数枚)と自分の作品を並べてみて釣り合うかを確認します。
このとき、第三者に見てもらうのもアリです。
技術が追いついていなければ自分の作品が浮いて見えます。
特に違和感なく並べられていれば、お仕事になる技術があると言えるでしょう。
働き方はどうしたいか
イラストレーターは色々な働き方があります。
企業に就職して、社員として絵をかくこともあれば、私のようにフリーランスでやっていくのもアリ。
オススメはやはり、社員をしてからのフリーランスです。
実務経験を詰めれば技術も向上するし、依頼を受けてからお金をもらうまでの仕事の流れも勉強できます。
勤めていたことも実績となるので、フリーランスになってからも自分の信頼につなげやすいです。
そんなにオススメはできませんが、いきなりフリーランスにもなれます。
名刺やポートフォリオを作り、色々な企業へ営業をかけて仕事をもらっていきます。
私がフリーランスになった流れはこちらをご覧ください。
思い立ったが吉日とはいえ 元々は会社にいて、絵を仕事にするつもりはさらさらなかった。 でも毎日朝早く起きて、満員電車に乗って、会社で嫌なお客の相手をして、社内の嫌なお局の相手をして…… もーストレスがどんどん積みあがっていって、気[…]
先のことを考えて行動する
自分が最終的にどうなりたいか、それを考えて行動するようにすれば、結果が出てきます。
なんとなくやってるとなんとなくな結果しか出ません。
イラストレーターになりたい方はぜひ一度考えてみてください。