最近、絵を描く人ことフジワラヨシトさんのポストがどえらいバズってます。
色は単独で存在するのではなくて、隣り合う色同士の関係性で決まることを意識すると色選びに迷わなくなるという話 pic.twitter.com/loAKLeUqX8
— 絵を描く人 (@Mo1HNumjeU45057) September 16, 2025
この内容めちゃくちゃ気になってたので、私もやってみました。
使った写真はこちら。
文京区にある自家焙煎珈琲庵さんのホットケーキ。
ここめちゃくちゃおいしいので、お近くに寄られた際はぜひ行ってみてください。
ホットケーキ最高です。
なんやかんやで手を動かしてみた結果がこちら。
まぁー難しい!
でもわりとイイ感じに描けたんじゃないかと勝手に思っています。
今回はこの辺の感想などまとめてみたいと思います。
色選び難しい
元のポストにあります、
- まずひとつの色を定義する
- その色と隣り合った色はどんな色かを観察する
これがめっちゃ難しかった。
定義した色と比べて
- 明るい暗い
- 鮮やかくすんでいる
- 温かい冷たい
この辺を観察してみましたが、微妙な変化は正直よく分からん。
ただ今回はとにかく手を動かしてみようということで、あまり考えすぎず、一旦置いてみて調整してみました。
バチッとハマる瞬間があった
この一旦置いてみる作戦はなかなかよかったです。
置いてみると単体で見たときと全然違う色に見えることがあるので、もっとこうだ!っていうのが明確になって選びやすくなりました。
で、そうなると意外な色がめちゃくちゃハマってしっくりくる、みたいなことが何回かありました。
単体で見ると、いや絶対この色ちゃうやろ~なんて思える色が、置いてみるとめちゃくちゃ馴染みがよくてビックリ。
これが「色は単独で存在しているのではなく周囲の色との関係性で存在する」ってこと……!?
普段やらない色使いをした
いつもなら自分の感覚だけでやっていくのですが、今回はめちゃくちゃ写真を見て、定義した色を基準に色を置いていくという作業だったので、普段なら絶対やらない色使いをしました。
それが面白かったです。
生クリームにこんな鮮やかな青とか、バターに緑とか、置いたことないです。
でもひとつ基準を決めてそれに合わせていくから、意外な色でもしっくりくるのかなと思います。
何でそこにそんな色入れてこんなにイイ感じにまとまってるの!?
って思う作品を作られる方がいらっしゃるのですが、そういう方はその辺の感覚がめちゃくちゃしっかりされているのかなと。
(あくまで予想ですが)
そんな気づきが得られました。
使ったペンなど
今回の作業環境をまとめます。
- 使用ソフト:SAI2
- 時間:1時間ちょっと
- ブラシ設定:
- 総レイヤー数:1枚
ペンはきちっと丸くて硬いものより、アナログ感をイメージした少しガサガサして柔らかいものの方がそれっぽくなりました。
(画用紙にサインペンで描いた線のイメージ)
前との比較
ビフォー← →アフター
構図は若干変えてしまいましたが、今回描いた方が存在感があって、それぞれの質感もしっかりしててイイ感じが気がします。
これが色選びの力か……。
初心者がやってみるなら
お絵描き初心者の方や、ちょっと興味が出たからやってみたいという方がチャレンジするなら、この辺のポイントを押さえてやってみるのが良さそうな気がしました。
モチーフはめちゃくちゃ簡単なものにする
いきなり風景とか、情報量多めのものに挑戦すると、観察するものが多くてそれで挫折しそうな気がします。
だったら最初は簡単なモチーフをひとつ置いてやってみるのがよいかと。
例えばマグカップやお皿など。
形が単純で分かりやすいものをひとつだけ頑張ってみるのがよいかと思います。
がんばるところをひとつに絞る
私もやってみて意識ている部分なのですが、練習する部分はひとつに絞りました。
今回の場合は色選びの練習なので、モチーフの形を取るとか他の要素はあまり意識しすぎないようにしています。
絵を描くって色んなことを考えなきゃいけないのですが、今回はあくまで練習なので、自分が上達したい部分に集中するのがオススメです。
やってみるとよいヒントが得られる
久しぶりに誰かの講座を見てその通りにやってみました。
自分じゃやらないことができるのでめっちゃ楽しいです。
これでお絵描き上達するといいなぁ。