初期のイラストはイマイチ
かわいい女の子、かっこいい女性が描きたい。
なんかシュッとした、ファッション誌に載ってそうなやつ。
そんな風に思って、色々考えて、雑誌も読んだりして、自分なりに試行錯誤してました。
で、できたのがこちら。
色んな写真を参考に描いたのですがなんかイマイチ。
塗り方とか線とかパーツの形とか色々変えてみたんですが、なんか、違う。
そもそも可愛くねぇ。シュッとしてねぇ。
いい本に出会う
どうしたもんかぁ、と考えて数日。
ある日図書館をぷらぷらしていると、気になる本を発見しました。
森本美由紀さんの「ファッションイラストレーションの描き方」です。
「これやー!!」と感動。
図書館の方、これ被服の棚じゃなくて美術系の棚に置いてほしい。
こちらの本、どうすれば魅力的な女性のイラストになるのか、どこをどう気を付ければいいのか、具体的に描かれています。
森本美由紀さんの作品がたくさん載っていて、メイキングも見せてくれるのでめっちゃ楽しいです。
顔の輪郭とか一部線を描いてないのがなんかカッコイイですね。
あと線に勢いが合って、でも女性らしい曲線でしっかりしてるけど柔らかそうに見えるのがすごい。
こちらを参考に、自分の絵を変えていきました。
発見した私の描き方
顔
小さく可愛く。
肩幅に余裕で収まる感じ。
髪
最後にアホ毛を書き加えるとサラッとした感じが出る。
目
リアルな人間を基に描くと小さく感じるので、やや大きめにして強調。
まつ毛のとこのまぶた、アイラインは太目。
目尻はメイクによってとがらせたり、跳ね上げたり、丸めたり。
その辺はメイク本を参考に。
まつ毛はそのとき描くものに合わせていっぱい生やしたりちょっと生やしたり。
長さも色々。でもきちんと見える程度には伸ばした方が可愛い。
ハイライトはしっかり。
首
気持ち長めに。
スタイルが良く見えます。
手足
こちらも気持ち長めに。
長すぎると不自然なので、そう見えない程度まで伸ばす。
手首足首は「ほっそ!」と思うくらいに細目にすると、二の腕や太ももとのメリハリが出て可愛い。
手
少し大きめに描くと、顔が小さく見える。
爪は軽くでも色を乗せると手っぽい。
全体的にスッキリしてるけど丸く。
指はすらっと長くを意識。
服
本物をきちんと見て、細かいところを描くとリアルで華やか。
柄まであきらめずに頑張って描く。
その方が可愛い。あと画面が華やかになる。
資料集めも大事
最初は写真を参考にして描くと服や髪やポーズなど描きやすいです。
服やアクセやメイクの資料、ポーズの資料、手の資料など、描けないと感じたらきちんと資料を見て描くとイケます。
2色だけでもオシャレ!
色を2色だけ使っても、オシャレでかわいい女性イラストは描けます!
夏をイメージしてさわやかなブルーとオレンジで描いたイラストです。
こちらの作品は、「2本のペンでなんでも描ける 2COLORSイラストBOOK 」を参考に描きました。
こちらの本はタイトルの通り、たった2色でオシャレなイラストを描く方法を解説しています。
初心者の方はこちらもあわせて参考にしてもらえると、より上達できると思います!
詳しくはこちらをご覧ください。
よくオシャレな作画のイラストを描きます。 アニメ系とかよりこっちの方が需要がありまして、描く機会が多いです。 でもなんかもう少し華が欲しいなぁとか、もうちょっとおしゃれな雰囲気にしたいなぁ、なんて考えておりました。 そ[…]
参考になれば幸いです٩( ”ω” )و