少し前に「資料を見て絵を描くなんてズルだ」って声が上がってましたね。
あれ不思議ですよね。
なんでイラストレーターは何でも見ずに描けると思ったんでしょう?
見たことないものを描くこともあるのに、そんなの資料なしで描けるわけがない。
そもそも資料見たらズルなんて、何がズルいのかよくわからない。
その人が世界中の資料独り占めしてたんならズルいかもしれないがそんなわけもないし。

私は資料大好きです。
っていうか資料なしで描けるイラストレーターいるんでしょうかね。
多分いないと思います。

私が普段使っている資料の探し方はこんな感じです。

1.図書館

何でもあります。
服も動物も自然も、なんでもあります。

ネットで探すと微妙に違う資料出てくることがあるから不便なんですよ。
「アフリカゾウ」の資料がほしいのに「インドゾウ」が出てきたりとか。

本はやっぱり正確です。
なので安心して見られます。

探すのが少し不便でもありますが、それはそれで知らないことと出会うキッカケにもなるので私は好きです。

しかも図書館って何回行ってもタダですからね。
今の時期クーラーもきいてるんで最高です。

2.ピンタレスト

画像検索よりめちゃくちゃ画像が出てくるサイトです。

Pinterest

人のポーズの資料はここでよく見ます。
頭のてっぺんからつま先まできちんと乗っている写真が多いので助かります。

あとは描き方の解説とかコツなんかも出てきます。
「これどーやって描くねん……」と頭を悩ませているときすっごく便利です。

自分が気に入ったものを保存していくと関連画像がどんどん表示されるのでそれも楽しい。
寝る前にぼーっと見ちゃうことも多々あります。
資料の他に趣味に関連した画像とかおやつのレシピとかも保存しちゃうせいですね(笑)

3.自撮り

人間のポーズや手の動き、服のシワなんかは、ほしい角度がピンポイントで見つからないことの方が多いです。
そんなときはやっぱり自撮り。
自分自身を資料にするんでポーズも角度も自由自在。
めっちゃ便利ですね。
体形が違う人間を描く場合は少し苦戦しますが、それでも大まかなところは描けます。

若干撮影が照れ臭いこともありますが、最後は消せばいいんです。
それよりいい作品作る方が大事。

ヘタクソの理由は資料を見ない

ヘタクソな絵を描く方法は資料を見ないこと。
だから上手な絵を描きたいなら資料は必須です。

「資料見るのはズルいって言われて……」

と臆する人は負けないで。
上手に描きたいなら絶対資料見てください。

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