お年寄り相手のチラシを作るとき気を付けること

チラシデザインを作るとき、ターゲットがお年寄りになることがあります。
お年寄り相手のデザインは少し気を付けて作ることが多いです。

それがこちら。

1.文字は大きく文章シンプル

基本ですね。
お年寄りは小さい文字は読めません。
細々と書いてしまうと見るだけでストレスになり、読んでもらえないことが。

なので、文字は大きく、文章はシンプルに。
もっと下の世代をターゲットにする場合は、本文の文字サイズを10ptで作ることが多いですが、お歳よりの場合は12pt~14ptを基本に考えます。
最小サイズは、下の世代は6pt、お年寄りは10ptを目安に。
行間も少し幅を開けて読みやすくします。

文章もできるだけシンプルに、余分なことばは省いていきます。
パッと見で内容がほぼわかるものが理想です。
私はイラストを使うので、それを大きくして内容が伝わるようにしています。

2.レイアウトはシンプルに

紙面を色々内容ごとに区切っていくのですが、あまり凝ったものにせずシンプルに割ります。
若い方だと少々斬新な区切り方をしても大抵認識してくれるのですが、お年寄りはちょっとそれが苦手です。

なのでシンプルに、上から順番に並べたり横から一直線にしたりしています。
新聞のようなものが分かりやすいかと。

3.暖色を使う

お年寄りは寒色より暖色の方が認識しやすいそうです。
なので青や紫ではなく、赤やオレンジをメインに使うことが多いです。

特にポスティングで配布する場合は大事。
無造作にポストに入れられたたくさんのチラシの中から見つけてもらわないといけません。
なので目につきやすい色を多く使います。

4.縦書きを使う

お年寄りは縦書きの方が読みやすいそうです。
昔の文章って大体縦書きでしたもんね。
なので縦書きを使うと認識してもらいやすいです。

全体を縦にせずとも、見出しだけとかコピーだけとか、特に見てもらいたいところで使うのもいいと思います。
他のチラシが縦書きを使っているものって少ないので(業種にもよりますが)、差別化にもなるかと。

コツをつかめばなんとかなる

チラシは見てもらってなんぼです。
どれだけいい商品、サービスでも、見てもらわないと伝えられません。
どれだけオシャレなデザイン、カッコイイデザインでも、読み手がきちんと情報を受けとれないと意味がない。
なので相手が見やすい紙面を意識するのはとても大事だと思います。

チラシを作る際には、ぜひ相手のことを考えて作ってみてください。
自然とどうすればいいのかが見えてくるかと思います。

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